駒大苫小牧高校2年生で、美術部の山木理央奈(りおな)さん(17)の油彩画「喜華明朗(きかめいろう)」が、今夏、東京都内で開かれる第46回全国高校総合文化祭(全国総文祭)の美術・工芸部門に本道代表作品として出品されることになった。色とりどりの夏菊を描いた力作で、山木さんは「遠くからでもきれいに見えるよう色をはっきり付けた。うれしさと驚きでいっぱい」と話す。
1年生の夏、自宅庭で撮影した満開の夏菊の写真を基に描いたF30号(縦91センチ×横72センチ)の作品。花びらや葉一枚一枚までこだわって描き、光が当たっている所はピンクやクリーム色、影の部分は紫や青色で表現した。実際は白っぽい色だったが「絵では存在しない色を使用した」と工夫を明かす。
中学時代から美術部に所属しているが、油彩画制作は高校デビュー。昨年3月下旬に描き始め、4カ月間かけて完成させた。明るい雰囲気が伝わるよう「喜華明朗」と造語のタイトルを付けたという。
昨年8月の苫小牧支部大会で最優秀賞を受賞。同年10月に札幌で開催された全道大会で平面、立体作品500点の中から全国推薦作品14点の一つに選ばれた。美術部顧問の新谷史子教諭は「(山木さんは)根性があって一生懸命」と言い、「葉も上手に勢いよく描かれており、主役の花が引き立っている」と作品を高く評価する。
全国総文祭は文化庁など主催の高校生による国内最大規模の文化の祭典で、舞台発表や作品展示など約20部門から成る。油彩画は7月31日~8月4日、東京都美術館に展示予定。山木さんは「人によって色遣いや筆のタッチが違う。全国大会でいろいろな人の作品を見られるのが楽しみ」と目を輝かせた。
全国大会に先立ち、公益財団法人道銀文化財団は4月1日まで、札幌市内の北海道銀行本店で全国大会に推薦された平面作品10点を集めた企画展を開催している。平日午前9時~午後3時。



















