国立研究開発法人海洋研究開発機構(=JAMSTEC、本部神奈川県横須賀市)は18日、苫小牧東高校で1年生239人を対象にした特別講演を開いた。東高出身の同機構職員2人が、南極地域観測隊での経験談を披露した。
職員が出身高校を訪ね、講演する同機構の創立50周年記念プロジェクト。若者に同機構について知ってもらおう―と全国各地で開催している。
この日は1984年卒業の笠谷岳郎総務課長と85年卒の地球環境部門を担当する原田尚美部門長が来校。笠谷課長が同機構が取り組む軽石の漂流予測シミュレーションや海洋プラスチックごみの集積場の調査などを紹介後、原田部門長が「南極に魅せられて」をテーマに講演した。
原田部門長は2018年11月~19年3月に第60次南極地域観測隊副隊長兼夏隊長として2度目の南極入りを果たし、海洋観測などに当たった経験を回顧。「南極観測業務に当たる約250人のうち、女子は14人。活躍する女子を増やしたい」とペンギンやコケの研究をする女性研究員なども紹介した。
伊豫部(いよべ)樹希さん(16)は「南極で東高の先輩が頑張っているのを知っていい刺激になった。進路についても考えさせられた」と話した。
















