苫小牧市教育委員会の五十嵐充教育長(64)は、任期満了のため今月末をもって退任する。苫小牧民報のインタビューで3年間の任期を振り返り、新型コロナウイルス禍が長期化する中、「要所要所で各小中学校に情報発信し、共通理解の中で、先生たちは工夫して頑張ってくれた」と感謝する。
五十嵐教育長は2020年度にALT(外国語指導助手)を6人から14人に増員する計画だったのがコロナ禍で21年度にずれ込んだことに触れ、「市民がネーティブな発音に触れることができるスタート地点に立てた」と述べた。
一方で、小中学生の不登校に関しては「人数が減らず課題として残った」と指摘。市教委は21年度、小中学校1校ずつを不登校対策モデル校に指定しており「検証を踏まえ、より有効な手段を講じていかなければならない」と語った。後進には「前例踏襲に重きを置かず、新しいことにチャレンジする意識を持ってもらいたい」と期待を寄せた。
五十嵐教育長は同市出身、専修大学卒。1980年4月に市役所に入庁、産業経済部長や総務部長、市美術博物館副館長を経て、行政職から2人目となる教育長に選任された。2019年4月から現職。
















