
優勝決定戦で高安(手前)を上手出し投げで下し、初優勝を決めた若隆景=27日、エディオンアリーナ大阪
大相撲春場所千秋楽(27日、エディオンアリーナ大阪)
新関脇の若隆景が初優勝を遂げた。本割で正代に敗れて12勝3敗となったが、平幕の高安との優勝決定戦を制した。新関脇の優勝は1936年夏場所の双葉山以来86年ぶり。琴ノ若は豊昇龍に屈して11勝4敗。正代は9勝6敗で、新関脇の阿炎、新小結の豊昇龍は勝ち越し。大関同士の一番は、御嶽海が貴景勝をさばいて11勝目。貴景勝は4連敗で8勝7敗。
十両は元小結の竜電が優勝した。