北海道教育委員会は30日、道立青少年体験活動支援施設「ネイパル」の指定管理者選定をめぐり、不正行為を知りながら放置したとして前生涯学習推進局長(60)を減給10%、2カ月の懲戒処分にした。
道教委によると、昨年11月に部下の前社会教育課長から、担当職員が選定に関与した報告を受けながら指導や是正、上司への報告をせずに放置。事態が表面化した今年1月下旬から2月上旬にかけて同課長から相談を受けた際には「『分からない』『覚えていない』と言ってもいいのではないか」と事実の隠ぺいを示唆する不適切な助言を行った。前局長は道教委の聞き取りに対し、「関わりたくなかった。(隠蔽の示唆は)部下をかばうつもりだった」と話しているという。
前局長は31日付で定年退職となるため、第三者委員会の調査を待たずに処分を決めた。倉本博史教育長は「指導を徹底し、再発防止に取り組む」とコメントを発表した。
















