苫小牧市表町の不動産会社の新興産業と苫小牧市は30日、市内中心部を通る「旭大通アンダーパス」のネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。4月1日から愛称は「新興産業 旭大通アンダーパス」となり、契約期間は3年間。年間契約料20万円は道路の維持管理費などに充てる予定だ。
契約締結式に出席した同社の青野富美代社長は、昨年7月に苫小牧民報の記事で命名権募集を知り、「いても立ってもいられなかった」と話す。新社屋を市民活動センター西側向かいの敷地(表町)に建設する計画をまさに進めていたところで、「企業の大きなPRの場になり、地元にも貢献できる」とすぐに応募した。新社屋は年内の完成を予定している。
青野社長は、1日平均9000台(日中)が往来する交通の要所としても注目。「会社の名前が付くことで、従業員の士気向上にも結び付けば」と期待を込めた。
愛称入りの看板(縦0・9メートル、横12メートル)は5月上旬までに、現在「旭大通アンダーパス」と書かれた部分に設置する。今回は3年契約だが、青野社長は「なるべく長く、ご縁があれば」と継続にも前向きな姿勢を見せた。
市所有施設の命名権導入はスポーツ施設などで10例あり、うち道路施設は2例目。岩倉博文市長は「道路(施設の命名権に応募があるか)は若干、不安な状況だったが、ご理解いただき大変うれしい」と感謝した。
















