苫小牧市日吉町の塗装業、寺石商事(一條浩也代表取締役)は3月30日、創業50年を記念して、市にスポーツ振興費として300万円を寄付した。
市役所を訪れた一條代表取締役は、寄付のいきさつを「50年間お世話になった苫小牧に何かお返しできないかと考えた」と話し、岩倉博文市長に目録を手渡した。自身もサッカー少年でスポーツをこよなく愛していることからスポーツ分野への寄付を決めたという。
市総合政策部の木村淳部長は昨年8月の全国高校選抜アイスホッケー大会での新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)発生に触れ、「今後同様のことを起こさないための対策費や市内の老朽化したスポーツ施設の整備費として充てたい」とした。

















