44年間の消防団活動に幕 斎藤謙吉さんの退任辞令交付式

44年間の消防団活動に幕 斎藤謙吉さんの退任辞令交付式
岩倉市長から辞令書を受け取る斎藤さん(左)=31日、苫小牧市役所

 苫小牧市は3月31日、市役所で2018年4月から4年間、市消防団の団長を務めた市内植苗の花卉(かき)農家斎藤謙吉さん(71)の退任辞令交付式を行った。団長退任に合わせ、44年間の消防団活動に幕を下ろした斎藤さんは、岩倉博文市長から辞令書を受け取ると「周囲の支えもあり、これまで続けることができた」と感謝を述べた。

 斎藤さんは1978年に市消防団に入団。分団長や副団長を経て、2018年4月、団長に就任した。

 式には、市消防本部の小野勝也消防長らも出席。斎藤さんは18年9月の胆振東部地震発生後、建物などの安全確認に奔走した日々に触れながら「地震はいつどこで起きるか分からない。災害時は消防職員と共にできる限りのことをしなければという思いだった」と振り返った。

 20年からは新型コロナウイルスの影響で、活動の縮小を余儀なくされており、「(減少傾向にある)団員数を回復するには、元団員の活用も検討していく必要がある」と語った。

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