苫小牧U―12春季交流サッカー大会(錦戸電気協賛)が2、3両日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場で行われた。地元チームのほか、2日間で延べ64チームが出場し、選手が青空の下でボールを追い掛けた。
全道各地からチームが出場した同大会は、新型コロナウイルス感染防止対策を強化して行われた。両日とも32チームを4ブロックに分け、各ブロックで優勝、準優勝を決める1日完結型のトーナメントで、敗者同士のゲームも組んで実戦を増やした。また、試合の間隔を空けることで選手同士の密集を避けた。
2日のBブロック第2試合でN―JSC滝川Bを下した北光Aの佐竹龍輔監督(30)は「屋外での試合は今年初。子どもたちが楽しそうにやってくれてよかった」と笑み。コロナの影響で練習もままならない時期が続いたといい、「これからリーグ戦も始まるので体を慣らしていきたい」と話した。
2日Dブロックを制したユーベルAの多田蓮斗主将(拓勇小6年)は「優勝できてよかった。最後は気持ちで押し切った」と1点差のゲームを振り返った。
苫小牧地区サッカー協会第4種委員会の野田篤志委員長は「苫小牧は雪解けも早く、全道の中でもいち早くサッカーができる土壌だとPRしたい」とシーズンインに胸を高鳴らせていた。




















