市、第2次食育推進計画を策定 とまチョップがSNSで情報発信 朝食摂食率引き上げへ目標値

市、第2次食育推進計画を策定 とまチョップがSNSで情報発信 朝食摂食率引き上げへ目標値
とまチョップの食育推進ブログを撮影

 苫小牧市は第2次食育推進計画(2022~26年度)を策定し、食育のPRに力を入れている。三つの基本目標、六つの取り組みを定め、市民に親しまれるよう「コラム」なども盛り込んだ。4月からインターネット交流サイト(SNS)で情報発信を始め、計画をフル活用しながら食育事業を進める。

 同計画は、21年度市民アンケートに基づき、市民の食に関する意識や課題を浮き彫りにした上、食育を計画的に進めるため目標値を設けた。例えば朝食を毎日食べる市民の割合は、21年度は小学生が85・2%、15歳以上が69・5%に対し、26年度目標は小学生が「100%に近づける」、15歳以上が全国の現状を参考に81・3%とした。

 その上で市民のライフステージを妊娠期や乳幼児期、学童、壮年期、老年期に分け、食育のPR、地産地消の推進、食品ロスの削減など大きく分けて57事業を掲げた。市民が基本的な食習慣を身に付け、健康な体と心を育てるために役立ててもらう狙いで、市健康支援課は「市民に食の楽しさ、大切さを知ってもらいたい。朝食を食べる市民の割合などを底上げできれば」としている。

 毎月19日の「食育の日」には、市公式キャラクターとまチョップのSNSで新たに食育の情報発信を始める。このほどブログの撮影を行い、とまチョップを「食育PR隊鳥」に任命した上、メニュー豊富な朝食を前にポーズを取る様子などをカメラに収めた。ゼロごみ推進課も21年度から、ユーチューブなどで食品ロス関連の情報発信に取り組んでいる。

 市の各種計画書を一般市民が手に取る機会はなかなかないが、食育推進計画は市管理栄養士が執筆したコラムを盛り込み、グラフや写真をふんだんに使うなど市民に読まれることを意識した。コラムは「カレーライスは主食? 主菜?」「時間がない朝、何食べる」など、ユーモアを交えながらためになる中身。市役所や各コミュニティセンター、図書館など公共施設に置いてPRに役立てる考えだ。

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