道は6日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。日別の新規感染者数は5日連続で前週を上回り、横ばいから再び増加傾向。オミクロン株の派生型で、より感染力の強い「BA・2」への置き換わりが全国的に進んでいることについて鈴木直道知事は「道内でもこれまでに23件が確認されている。今後、置き換わりが進むことが懸念される」と述べ、道民に「再拡大防止対策」(17日まで)に基づく取り組みの徹底を呼び掛けた。
5日時点の全道の感染状況は(1)病床使用率18・4%(2)重症病床使用率3・7%(3)人口10万人当たりの新規感染者数(直近1週間)250・8人(4)10万人当たりの療養者数(同)353・4人―。4指標とも前週から悪化している。特に大都市・札幌の病床使用率は21・3%となり、道の警戒レベル「2」の基準(20%)を超えた。知事は「札幌市の病床使用率は大きく増加しており、今後の動向について慎重に見極めていく必要がある」との認識を示した。
新規感染者数の7割を30代以下の若年層が占める状況も継続している。知事は「若年層の感染の広がりが、高齢者への伝播(ぱ)につながることに一層の警戒が必要だ」と強調。年度始めで新入生や新入社員の歓迎会が多くなる時期を迎えていることについては「第三者認証店を選び、会話の時はマスク着用を」と改めて求めた。
3回目のワクチン接種率は4日現在、北海道は42・5%で依然として全国(43%)を下回っている。知事は「道の接種センターの活用や職域接種への支援を図る」としたほか、「新学期が始まる12~17歳を含め、幅広い世代での接種が進むよう、しっかりと市町村をサポートしてほしい」と本部員に指示した。
















