北海道教育委員会は道内公立学校の幼児、児童、生徒を対象にした2020年度「公立学校児童等の健康状態に関する調査」結果を公表した。全種の学校で「裸眼視力1・0未満」の割合が02年度以降で最高となり、幼稚園と高校で全国平均を上回った。年齢が高くなるほど増加する傾向にあり、道教委は「ICT(情報通信技術)教育の導入でパソコンやタブレット画面を見る時間が増えたことや、コロナ禍でゲームや動画などスマホを見る時間が増えた」と分析する。
「同1・0未満」の割合は幼稚園(5歳)が35・82%で前回(17年度)から14・7ポイント増えた。中学校も53・83%で前回比9・9ポイント増、高校は67・35%で前回比7・19ポイント増、小学校は36・47%で前回比3・32ポイント増、特別支援学校は69・23%で前回比5・24ポイント増。
「虫歯」の割合はすべての学年で全国平均を上回った。一方で、12歳の永久歯の1人当たりの平均虫歯は、前回調査時の1・26本(全国平均0・82本)から1・02本(全国平均0・68本)と改善傾向が見られ、「フッ化物洗口で虫歯の予防に努めていることが要因」という。アレルギー疾患では「アトピー性皮膚炎」の割合が全種の学校で全国平均を上回った。
調査は3年ごとに実施。道立・市町村立の幼稚園、認定こども園、小中高校、特別支援学校、義務教育学校・中等教育学校の計1933校に20年度に在籍した児童など45万3935人を対象に、21年7~9月に調査した。
















