マイナンバーカード申請、交付センター新設 普及へ業務体制強化 市役所地下1階、18日から

マイナンバーカード申請、交付センター新設 普及へ業務体制強化 市役所地下1階、18日から
18日に開設する苫小牧市のマイナンバーカードセンター

 苫小牧市は市役所地下1階に18日、マイナンバーカードセンターを開設する。カードの申請や交付などを扱う拠点として機能させる。月に1回程度、休日や夜間も運営する予定。国が2023年3月末までにほぼ全ての国民にカードを交付する目標を掲げる中で、市もさらなる普及を目指す。

 市は従来、庁舎2階の特設会場でカード申請の受け付けなどを行っていたが、センターの新設で業務の体制強化を図る。

 センターは、庁舎地下1階にあった食堂跡を活用。約175平方メートルの広さの場に、受付窓口のカウンターに8ブースを設置。椅子を置いた待合スペースや、カード申請に必要な顔写真の撮影場所などを整備した。庁舎8階にあるマイナンバーカード交付本部をセンターへ移設して職員を配置。申請の受け付けや手続き支援、交付、電子証明書の発行などを行う。

 業務の時間は平日午前8時45分~午後5時15分とするが、完全予約制で月1回程度、夜間(午後5時45分~同8時)と休日(午前9時~午後1時)も開く。市ICT推進室の担当者は「開設日など詳しい情報は市ホームページに掲載し、問い合わせにも対応していく」と説明する。

 同センターのオープンを前に、2階の特設窓口は16日までに撤去。勇払公民館とのぞみコミュニティセンター、沼ノ端交流センターにあるカード申請の窓口は継続する。

 市内のマイナンバーカード交付率は今月1日時点で43・2%。全国平均(43・3%)レベルだが、全道平均(39・7%)に比べれば高い水準にある。市は、センターの開設で交付率をより向上させたい考えだ。

 国は、今年度末までにほぼ100%の交付率を目指しているが、残り1年を切っても50%を下回っている状況だ。普及に向けて20年9月から最大5000円分、22年1月から最大2万円分のポイントを付与するマイナポイント事業を展開。また、預貯金口座とマイナンバーを関連付けて年金、児童手当などが受け取れる登録制度を始め、25年3月末には自動車運転免許証との一体化を予定するなどカードの利便性を高める取り組みを進めている。

 自治体も地域に普及拠点のセンターを開設する動きが広がっており、道内では札幌市や釧路市などが運営している。13日に市役所のセンターを視察した岩倉博文市長は「マイナンバーカードは国の運営にとって重要な制度。一人でも多くの方に手続きをお願いしたい」と話した。問い合わせは市ICT推進室 電話0144(32)6629。

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