支笏湖畔の老舗宿「丸駒温泉旅館」(千歳市幌美内)で13日、湖に面した名物の天然露天風呂の大掃除が行われた。露天風呂は支笏湖とつながっており、湖面の水位と一緒に湯面の高さが上下するのが特徴。毎年、湖の水位が低くなる春先にポンプで湯を抜き、湯船となる岩や床の砂利を丁寧に磨き上げる。
同日の大掃除は、従業員やボランティアなど計12人が参加。湯の高さが足首ぐらいにまで下がってから、岩に付いたこけを高圧洗浄機やブラシで洗い流した他、床の砂利もスコップでかきまぜ、手分けして汚れを落としていった。常連客で大掃除をボランティアで手伝って4年目になる同市新富の北村三三男(みさお)さん(66)は「大切にしたい温泉だから協力している」と汗を拭った。
目に見える部分は日ごろから小まめに清掃するが、従業員の佐々木靖治さん(33)は「湯を抜いて洗うのは年に一度。観光シーズンを前に気持ちを新たにする機会になっている。多くの人に温泉でリラックスしてもらいたい」と願った。
同温泉は25日まで、日帰り入浴回数券(12枚つづり)を通常1万円のところ半額の5000円で販売している。
















