ロシア貿易「直接輸出入」37社 道内企業調査 最大435社関係 帝国データ札支店

ロシア貿易「直接輸出入」37社 道内企業調査
最大435社関係 帝国データ札支店

 ウクライナへの軍事侵攻を行うロシアへの経済制裁が注目される中、帝国データバンク札幌支店は18日、道内企業のロシア貿易状況調査結果を発表した。ロシアと直接・間接的に取引関係のある企業は435社に上ることが判明した。

 内訳は、ロシアと直接輸入・輸出を行う1次取引関係にある企業37社と、この1次取引企業と取引関係がある2次取引企業の398社。

 435社のうち、ロシアと直接取引があり、主力納入・調達先が同国である1次取引先企業は6社。この1次取引企業が主力納入・調達先に該当する2次取引先企業は7社あり、サプライチェーン上「密接な関係」にある企業は3%の計13社。この他、「おおむね関係」がある企業は171社(39・3%)に上り、これらを合わせると435社中、約4割に相当する184社がロシア貿易と比較的結び付きの強い関係にある。今後、対ロ貿易制限の影響をより強く受ける可能性がある。

 435社の業種別では、輸入企業は「生鮮魚介卸売業」28社、「他水産食料品製造」27社など、水産品関連が目立った。

 函館税関が1月20日に発表した「2021年分の北海道外国貿易概況」によると、北海道のロシアからの魚介類輸入額は566億8900万円。本道の魚介類輸入額全体(821億5400万円)の約7割を占める。品目別ではサケ・マスの約半数、カニは8割強、ウニはほぼ全てがロシア産。品不足や値上がりに対する警戒感が高まっている。

 一方、対ロシアの輸出企業の業種では、「自動車(新車)販売」(13社)、「自動車部品・付属品卸売業」(10社)など、自動車関連が多かった。

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