道は18日、第4回北海道高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開いた。道の報告によると、白老町、網走市の発生農場とも3日目を迎えた防疫措置作業は順調で、網走は殺処分が終了した。本部長の鈴木直道知事は「現場での作業も疲労がピークに達していることと思う。最後まで気を引き締め、自身の健康管理と新型コロナウイルスの感染予防対策にも留意するように」と指示した。
白老町の養鶏場の殺処分は約560人体制で実施した。同日正午時点で26万3973羽の処分を終了。進捗(しんちょく)状況は計画の半分に当たる51%に到達した。同時進行の埋却作業は同日午前6時までにフレコンバッグ2039袋の投入を終え、殺処分が終了した鶏舎では清掃作業が始まっている。
当初の計画より防疫作業が進んだ要因について道は、春で除雪や凍結など作業員に過度な負担がなく、好天下での作業や資材搬入がスムーズに進んだこと、埋設地で湧水の発生がなかったことを挙げた。
また移動制限区域(3キロ以内)の周辺2農場の検体採取では抗体検査の全検体で陰性が判明し、ウイルス分離検査は結果待ち。これまで周辺農場で異常家きんの報告はない。
一方、網走市のエミュー飼養農場は約240人体制で計画通り防疫作業が進み、同日午前11時でエミュー486羽と鶏115羽の殺処分を完了した。フレコンバッグ投入は18日午前6時の時点で285袋。移動制限区域内の3農場の検体採取による抗体検査は全検体が陰性となった。周辺農場の異常家きん報告はないという。関連し、網走で18日午前に職員が誤って家きんの薬殺用の注射針を手に刺す事故があったことが報告された。
















