白老町の養鶏場で高病原性とみられる鳥インフルエンザが発生したことを受け、鈴木直道知事は19日、約52万羽の殺処分など防疫措置を進める現場を視察した。対策拠点を置く町総合体育館にも訪れ、作業に当たる道職員らを激励した。
対策本部長を務める鈴木知事は青い作業服姿で午前10時ごろ、現地対策拠点を構える町総合体育館を訪れた。防疫の後方支援などに当たる道職員らに対し、「作業が進んでいることに感謝したい」と労をねぎらい、「あと一息というところであり、緊張感を持ってやってほしい」と呼び掛けた。
この後、鳥インフルエンザが発生した養鶏場を視察。現場の担当者から、殺処分や鶏舎の消毒など一連の作業の状況について説明を受けた。
発生を確認した16日、道は現場の養鶏場から半径3キロ圏内を鶏や卵の移動を禁じる移動制限区域、3~10キロ圏内を持ち出し禁止の搬出制限区域に指定した。同日から殺処分を開始。18日は約560人体制で作業を進め、同日正午現在、対象の半数に当たる約26万4000羽の処分を終えた。
鳥インフルエンザによる養鶏場での殺処分は、2016年に十勝管内清水町で28万4000羽が処分されて以来で、道内では過去最大規模となった。
鈴木知事は現場の視察後、町総合保健福祉センターで戸田安彦町長と面談し、防疫活動の進捗(しんちょく)状況などを説明した。面談後、報道陣に対し「作業は順調。町や関係各所と連携し、迅速に完了させることを確認した」と述べた。
















