バッハコンクール全国金賞 苫小牧の音楽教室に通う4人

バッハコンクール全国金賞 苫小牧の音楽教室に通う4人
全国大会で金賞を獲得した4人

 苫小牧市内の音楽教室に通う小学生から高校生までの4人が、2~3月に開かれた第12回日本バッハコンクール全国大会の各部門で金賞を獲得した。4人は小松史歩さん(16)=札幌北高校2年、西村詩織さん(9)=苫小牧北星小4年とオンライン大会に臨んだ二ノ宮煌里さん(14)=苫小牧和光中3年、中村仁香さん(11)=苫小牧明野小6年。日頃の練習の成果を発揮し、さらなる飛躍を誓う。

 バロック音楽の演奏技術を競うコンクール。今回は新型コロナウイルス対策で東京都内のホールでの大会(2月)と、動画審査で得点を競うオンライン大会(3月)の2本立てで、市内3教室に通う4人はそれぞれ初の金賞を手にした。

 小松さんは「平均律第1巻5番フーガ」を力強く演奏し、高校生Aで金賞。「無観客の会場での演奏は緊張したけど、イメージ通りに弾くことができた」と満足そう。「緊張とうまく付き合っていけるようになりたい」と次のコンクールを見据える。大学受験に集中するため、ピアノコンクールへの出場は年内を一区切りとする考えで「お世話になった人たちへの恩返しになるように結果を残したい」と意気込む。

 西村さんは、小学3・4年Aで金賞を獲得。G・P・テレマンの「ガヴォット」を強弱を付けながら、繊細なタッチで演奏し「練習通りにできた」と笑顔を見せる。5月には2人で弾く連弾の大会を控えており、「連弾でも全国出場を目指す」と話した。

 オンライン大会では、二ノ宮さんが中学A、中村さんは小学5・6年Aで金賞。1月下旬に撮影した演奏動画が審査され、3月7日に動画投稿サイト・ユーチューブのライブ配信で結果が発表された。

 二ノ宮さんは、W・F・バッハの「春」を序盤の柔らかな曲調を意識し、丁寧に演奏。「練習でうまくいかずモチベーションが下がったこともあったけど、金賞を取れてうれしい」と喜ぶ。表現力向上へ「速いテンポで弾けるように練習する。強弱の幅も大きくしたい」と述べた。

 中村さんはアーンの「アンダンテ」でリズミカルな演奏を披露。「先生に教えてもらった通りに弾けた」と納得の表情だ。4回目の出場での悲願達成に、「次も金賞を取れるように練習していきたい」と抱負を語った。

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