苫小牧市は、2021年度の建築確認申請状況をまとめた。件数は前年度比59件増の893件。新型コロナウイルス感染拡大などを背景に戸建て住宅の申請件数が伸びた。
内訳は、主に戸建て住宅の4号建築物が769件(前年度比57件増)。集合住宅や事業所など1~3号建築物が102件(14件増)。看板や鉄塔など工作物は14件(11件減)。エレベーターの昇降機は8件(1件減)だった。
月別で見ると、4号建築物は昨年4~9月と11月、今年3月の延べ8カ月で前年同月を上回った。最多は昨年6月の84件で、最少は1月の34件だった。
戸建て住宅の需要が伸びたことに、市内の住宅メーカーの担当者は「新型コロナの感染流行で戸建てを求める人が多かった」と説明。コロナ禍によって自宅で過ごす時間が多くなり、広い空間を持つ戸建ての快適性が注目されるようになったことが、需要を押し上げたとみる。
苫小牧市への建築確認申請は、1990年代前半に2000件を上回っていたが、その後の国内景気低迷により1000件前後に減少。世界的金融危機をもたらしたリーマンショック(08年)の影響で09年度は790件まで落ち込んだ。10年度以降は800~900件台で推移している。
















