道は20日、白老町の農場で確認された高病原性鳥インフルエンザの防疫措置の進捗(しんちょく)状況を公表した。20日の作業は道職員約360人と国・市町村・農協の関係機関から約50人の計約410人体制で行われた。同日正午現在、飼育羽数約52万羽の82・7%に当たる42万9906羽の殺処分を終え、フレコンバッグ3613個を埋却した。また、道は同日、農林水産省の遺伝子検査で白老町と網走市の「疑似患畜」は高病原性鳥インフルエンザ「H5N1亜型」と確認した。
道農政部の山口和海食の安全局長は「天候に加え、人員や資材の確保も順調。リスクが高い鶏舎の殺処分も終えており、作業は前倒しで進んでいる」と話す。作業は日中にしかできないもの、夜間も可能なものに区分し効率的に進めている。
19日に完了する見通しだった網走市のエミュー飼養農場の作業は20日にずれ込んだ。埋却量が想定の倍増となり、埋却溝造成と殺処分の場所から離れた埋却場所までの搬出に時間を要したため。20日は汚染物品などが入ったフレコンバッグ運搬と埋却、農場の消毒を行い、同日午後11時に防疫措置を完了した。
今後は消毒と農場の清浄性確認検査を実施し、陰性が確認されると、早ければ5月1日ごろにも搬出制限区域(3~10キロ以内)が解除される。移動制限区域(3キロ以内)も3回の消毒と農場の清浄性確認検査で陰性の確認後に農林水産省と協議後、早ければ5月12日ごろに解除となる。
















