日本初開催となったアクションスポーツの国際大会「Xゲームズ千葉」が22日、ZOZOマリンスタジアムで開幕し、スケートボード女子パーク予選で東京五輪銀メダリストの開心那が1位、金メダルの四十住さくら(ベンヌ)は2位で、8人で争う決勝に進んだ。
女子ストリート予選は織田夢海が1位、東京五輪銅の中山楓奈(ともにムラサキスポーツ)が2位で決勝進出。自転車BMXパーク予選では東京五輪5位の中村輪夢(ウィングアーク1st)が1位で突破した。
開 予選トップ
13歳の開は四十住を抑え、予選を堂々の1位で突破した。「緊張したが、自分の滑りが1本目からできてよかった」と笑みを浮かべた。
東京五輪では銀メダルを獲得し、夏季大会日本勢最年少の12歳でメダリストとなった。今月の日本オープンではミスが響き3位だったが、今大会に向け調整は万全の様子。「自分のルーティンを決めたい。メダルの色は気にしていない」と静かに闘志を燃やした。
四十住は2位
スケートボードパークでXゲームズ初優勝を目指す四十住が、順当に決勝に進んだ。最大40秒のランで1本目で2位につけ、「安全にいって5位くらいかなと思ったら2位だったので、2本目は遊んでいた」と余裕の表情で振り返った。
Xゲームズでの最高成績は2018年の米国・ミネアポリス大会での3位。23日の決勝では東京五輪でも成功させた空中で1回転半する「540」など、技の難易度を上げて臨むという。
「あした(23日)はお母さんの誕生日。練習場にも毎日来てくれている。練習してきた技をフルメークして、結果が金メダルだったらうれしい」。五輪女王は特別な日に最高の演技を見せることを誓った。




















