札幌開発建設部は22日、千歳市美笛の国道276号沿いで17日に起きた岩盤崩落現場を報道関係者に公開した。崩落の影響で美笛―伊達市大滝区の10・3キロ区間が通行止めとなっており、復旧工事を急いでいるが、現時点で開通のめどは立っていないという。
崩落現場は、旧道の駅フォーレスト276大滝から東へ約8・5キロ地点。3月中旬に雪崩で国道276号法面の岩盤が崩れたため土のうを積んで片側交互通行にしていた場所で、17日に新たな岩盤崩落が確認されたため、同日夜から通行止めとなっている。
現場の法面は高さ約50メートル、幅は最大で25メートルにわたって岩肌が露出。頂上付近にはせり出した状態の岩盤も見受けられた。
札幌開建によると、崩壊した岩盤は計約2000立方メートル。専門家の現地調査で「岩盤はいつ落ちてもおかしくない状況」と指摘されたという。
崩れ落ちた岩盤を取り除くため、21日からは無人操作可能な重機も活用し、夜間も作業に当たっている。今後、頂上付近の状態を詳しく調べ、機械を入れた岩盤除去工事が可能かを見極める。
同国道の一部通行止め区間は、1日約3400台が利用している。同開建の近藤勝俊次長は「主要な路線と認識しており、できるだけ早く安全に通せるようにしたい」と述べた。
















