鳥インフル風評 被害防止など要請 戸田町長、堀井衆院議員らと会合

鳥インフル風評 被害防止など要請 戸田町長、堀井衆院議員らと会合
会合終了後、報道陣の取材に答える戸田町長(右)と船橋氏(中央)、堀井氏

 白老町の戸田安彦町長は23日、同町コミュニティセンターで自民党の堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)、今夏の参院選道選挙区に出馬を予定する前衆院議員の船橋利実氏と会合し、同町の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザに関し、事業者の支援や風評被害防止への協力を求めた。

 会合は非公開で約20分行った。戸田町長は堀井氏と船橋氏に対し、同養鶏場で飼育していた鳥の殺処分の進捗(しんちょく)状況などを報告し、「事業者への支援のほか、白老の名前やニワトリ、卵の風評被害、補償について相談した」と説明する。

 堀井氏は「白老町が迅速に対応し、殺処分はあと数万羽となった。だが、自治体や道に多額の経費が掛かっている」とし「早急に財務省と自治体負担分について話したい」と述べた。

 船橋氏は「今後、国から事業者、自治体へさまざまな支援が必要になる」と話した。

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