日本初開催となったアクションスポーツの国際大会「Xゲームズ千葉」最終日は24日、ZOZOマリンスタジアムでスケートボード男子ストリート決勝が行われ、東京五輪金メダルの堀米雄斗(ミクシィ)が通算2度目の優勝を飾った。2位は15歳の池田大暉、3位は白井空良(ともにムラサキスポーツ)。
女子ストリート決勝では東京五輪銅の中山楓奈(ムラサキスポーツ)が初の表彰台となる2位に入った。男子パーク決勝は永原悠路(ALUT)の4位が日本勢最高だった。
23日に行われた女子パーク決勝は、東京五輪金メダルの四十住さくら(ベンヌ)が初優勝した。2位は同五輪銀の開心那、3位は手塚まみ。
自転車BMXパーク決勝で、中村輪夢(ウイングアーク1st)は6位。東京五輪金のローガン・マーティン(オーストラリア)が通算4度目の優勝を果たした。
開、痛みこらえ納得の表彰台
▽…女子パークの予選1位で決勝に臨んだ開は惜しくも2位。それでも「自分のルーティンを決めてメダルが取れたので、すごくうれしい」と目を輝かせた。
午前の練習でスケートボードの部品が破損し、転倒して腰と左肘を強打した。痛みを押しての出場となったが、「気合で決めてやるって感じだった」。空中で板をつま先で蹴り、縦に1回転させる「キックフリップインディ」を決めてみせた。
強い精神力も見せた13歳は「パリ五輪でも(代表に)選ばれるように、世界で3位以内に入っていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。




















