道は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況を分析した。病症使用率は低い水準で推移しているものの、新規感染者数は10日連続で前週の同じ曜日を上回るなど再び増加傾向。記者会見した鈴木直道知事は29日からゴールデンウイーク(GW)が始まることについて「本道ではこれまで長期休暇の後に感染が拡大した経験がある」と指摘。「GWは今後の感染急拡大を抑えていくための重要な時期になる」と述べ、道民に基本的な感染防止行動の徹底を呼び掛けた。
26日時点の全道の感染状況は(1)病床使用率15・7%(2)重症病床使用率5・1%(3)人口10万人当たりの新規感染者数352・9人(直近1週間)(4)10万人当たりの療養者数441・3人(同)―で、(1)を除き3指標が前週から増加している。
特に新規感染者数は前週の1・12倍となり、都道府県別では全国3位の高水準。30代以下の若い世代が全体の7割を超え、10代以下が1・22倍と大きく増加しているのが特徴だ。
知事は5月8日までのGWについて「旅行や帰省といった人の移動や会食機会が増え、活動が活発になる」とし、▽普段から▽飲食では▽感染に不安を感じる時は―の「三つの行動のお願い」の実践を求めた。無料検査に関しては「GW中も札幌駅や新千歳空港などで受けることができる」と説明し、多くの活用を呼び掛けた。
また、10代の感染が広がっていることを重視し、児童・生徒の家庭における体調管理の徹底を要請するリーフレットを作成。部活動の感染防止対策の徹底も各学校に求めた。
オミクロン株の派生型で、より感染力が強い「BA.2」は道内で186件検出され、道立保健所管内分の検出率は47・6%(21日公表分)、札幌市では72・2%(25日公表分)に上昇。知事は「道内でも置き換わりが進んでいる」と述べ、52・4%(25日現在)にとどまるワクチン3回目接種を加速させる姿勢を示した。
















