人がいても住宅に忍び込み、金品を盗む窃盗事件が苫小牧市内で多発している。今月4~6日には東部地区で相次ぎ、いずれも深夜から早朝にかけての犯行だった。苫小牧署は同一犯の可能性もあるとみて捜査するとともに、防犯強化を呼び掛けている。
同署によると、4日深夜から5日早朝にかけ、拓勇西町の民家で居間に置いていたバッグから2万円以上が入った財布が盗まれた。住人は就寝中で気付かず、朝になって被害に気付き、同署に届け出た。
5日未明には、拓勇東町のアパートの寝室で就寝中の住人が居間にあった衣類や商品券などが入ったショルダーバッグを盗られる被害があった。住人は人影を認めて声を掛けたが、犯人はそのまま逃走したという。
同日は、拓勇西町のアパートでも住人が在宅中に、居間のテーブルの上から財布を盗まれた。閉め忘れていた窓から侵入されたとみられる。
同署は深夜の警戒を強め、市民に「今後も続く恐れがある」と盗難防止対策を促す。有効なのは、犯人が嫌がる▽時間がかかること▽音▽光―の3条件をつくり出すこと。DCMホーマック沼ノ端店では、人の動きに反応して照明がつくLEDセンサーライト(1灯式、税込2728円)や、住宅の周囲に敷き詰める防犯砂利を販売している。同店の担当者によると、「春から販売数が増えてくる」という。
田中康紀刑事第3課長は「防犯用の設備が一つでもあれば犯人が犯行を思いとどまる可能性は高まる。被害に遭わないためにも対策を検討してほしい」と話している。
一方、車上狙いも増加傾向。3月29日には夜間から翌朝にかけ、拓勇西町のアパートの駐車場に止めていた車の窓ガラスが割られ、車内から現金4万5000円入りの財布が盗まれた。同町では、同じ時間帯に同様手口の車上狙いが発生している。同署は改めて施錠の徹底と、車外から見える場所に貴重品を置かないよう注意を求めている。
















