特殊詐欺防ぎ感謝状 苫小牧署 本輪西郵便局長の矢野さんへ

特殊詐欺防ぎ感謝状 苫小牧署
本輪西郵便局長の矢野さんへ
感謝状を手にする矢野さん(左)

 苫小牧署(久田悟署長)は6日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、室蘭市の本輪西郵便局局長の矢野陽士(きよし)さん(46)に感謝状を贈った。

 同署によると、矢野さんは4月24日正午ごろ、苫小牧花園郵便局で、スマートフォンで通話しながらATM(現金自動預払機)を操作する苫小牧市の80代女性とたまたま遭遇した。

 女性は慌てた様子だったため、「大丈夫ですか」と声掛けし、電話を代わると大手通信事業者を名乗る男が「未納料金が30万円ある」という趣旨の話をしたため特殊詐欺を疑い、すぐに女性の息子に連絡。息子を通じて110番通報した。

 矢野さんは「特殊詐欺被害が増えていることは知っていたが、まさか身近で起きるとは思っていなかった。これからも積極的に声掛けをしていきたい」と話した。

 久田署長は「道内では3月末時点の特殊詐欺被害額が、前年同時期より2億円増加している」と指摘。「♯9110(警察相談専用電話)の利用を周知し、特殊詐欺を防いでいきたい」と語った。

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