3年ぶり「悔いなく踊る」 「夜桜金魚とまこまいJAPAN」 YOSAKOIソーラン祭り出場へ

3年ぶり「悔いなく踊る」 
「夜桜金魚とまこまいJAPAN」 YOSAKOIソーラン祭り出場へ
迫力満点のパフォーマンスを披露する夜桜金魚のメンバーたち

 苫小牧唯一のよさこいチーム「夜桜金魚とまこまいJAPAN」(岸塚るみ子代表)が6月、札幌市内で3年ぶりに開催される第31回YOSAKOIソーラン祭り(実行委員会など主催)に出場する。札幌の「風雪太鼓」とタッグを組み、男女の激しい愛を表現したパフォーマンスを予定。岸塚代表は「2年分の思いを込め、悔いなく踊り切りたい」と意気込む。

 「夜桜金魚」は障害の有無にかかわらず踊りを楽しめるチームとして、1997年に設立。YOSAKOIソーラン祭りには98年から出場しており、近年は太鼓演奏をパフォーマンスに組み入れている。

 毎回、演舞にテーマを設けており、今年は七夕伝説に着想を得て、織姫と彦星の出会いを描いた楽曲「轟NEXT(ネクスト)」で出場。ダイナミックな美しい曲調と「愛」という単語を繰り返す歌詞で、情熱的な世界観を演出する。

 織姫と彦星の旗をそれぞれ作り、旗を交差させることで男女が心を通わせ合う姿を表現。4トントラックを用いた地方車(じかたしゃ)の制作も計画中だ。

 今回は風雪太鼓のメンバーを含め総勢約20人で臨む。他に10人ほどのボランティアも会場入りし、出演者をサポートする。

 「夜桜金魚」は例年、ソーラン祭りが終わるとすぐに次年度に向けて動きだしており、2019年6月の祭り終了後も20年に向けた準備に着手。新曲「轟NEXT」を完成させたが、新型コロナウイルスの影響で20、21年と2年連続で開催が見送られ、同曲は2年間、日の目を見なかった。

 練習場所の公共施設や小学校の体育館がコロナ禍で使用できない日々が続き、旗や太鼓を加えた練習機会は大幅に減少。それでも、メンバーたちは祭り再開に向け、地道に自主練習や筋力トレーニングを重ねてきた。

 8日、市内の緑ケ丘公園金太郎の池周辺で行われた緑ケ丘公園まつりで、「轟NEXT」を含む4曲のパフォーマンスを披露。迫力のある演舞に、会場からは大きな拍手が送られた。

 岸塚代表は「メンバーたちはコロナ禍でさまざまな苦しさを味わってきたけど、よさこいがあるから乗り切れた」と強調。「力の限り頑張りたい」と力を込めた。

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