スズキ 苫東に納整センター あけぼの町から移設 12月完成、稼働へ 能力大幅に向上 部品センターも新設

スズキ 苫東に納整センター あけぼの町から移設 12月完成、稼働へ 能力大幅に向上 部品センターも新設
スズキが苫東で建設している納整センター

 自動車大手のスズキ(静岡県)が苫小牧東部地域の臨空柏原地区に、販売代理店へ新車を納める前に整備を行う「苫小牧納整センター」と、部品や用品を供給する「スズキ部品センター苫小牧」を建設している。納整センターは苫小牧市あけぼの町から移設し、能力を大幅に向上させる。部品センターは新規の施設で、今年12月の完成、稼働開始を目指している。

 納整センターは納車前整備を担い、自動洗車設備や用品組付けライン、用品架装設備などを備えた施設。子会社のスズキ納整センター(同)が運営し、全国11拠点で販売代理店の要望に対応している。道内では車両を苫小牧港で荷下ろしするため、苫小牧市に唯一の施設を構えている。

 移転新設は物流の拠点、広大な土地などの立地性や優位性を加味し、株式会社苫東から市テクノセンター(市柏原)向かい側にある約7・9ヘクタールの用地を取得。1月から建設を進めている。新しい納整センターは鉄骨造2階建て約8400平方メートル。約1600台分の車両プールも整備する。納車整備台数は1カ月当たり2340台。事業費は非公表。

 市あけぼの町にある現納整センターは、敷地面積が約2ヘクタール、納車整備台数は月1600台。現施設に比べ新センターは、敷地面積が4倍弱、納車整備台数は約1・5倍となり、能力が大幅に向上するだけでなく、同社純正部品・用品の供給拠点となる部品センターも新設する。

 スズキ広報部は「補給部品の供給日数短縮、受注した交換部品を即出荷する即納率の向上も図る」と顧客満足度を高める狙いを説明。従業員は現センターからそのまま移るが、新設部門もあるため人員体制については、新規雇用の有無も含めて検討中としている。

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