道議会水産林務委員会(佐藤禎洋委員長)が10日開かれ、昨年9月に太平洋沿岸で発生した約80億円に上る赤潮被害について、水産林務部は対策のロードマップの骨子案を示した。
赤潮で深刻な影響を受けた資源の回復と漁業経営の安定化に向け、複数年にわたる取り組みを計画的に推進する。2025年度までに赤潮発生前の漁業生産の回復を目標としている。
ロードマップに盛り込む取り組みは(1)水中カメラなどを用いた被害害状況の確認、算定(2)全道海域での継続的なモニタリングの検討、道総研との発生メカニズムの解明(3)漁業振興の特別資金による経営の下支え―など5項目。
山口修司水産林務部長は「漁業関係者は資源回復や経営継続に大きな不安を抱いている。ロードマップの作成に当たっては地域に出向き、地元の意見や課題をしっかり受け止める」とした上で、「制度の充実強化や来年度以降の継続支援を国に強く働き掛け、安心して漁業が営めるよう全力で取り組む」との姿勢を示した。
















