苫小牧東部地域で産業用地の造成や分譲などを行う第3セクター、株式会社苫東は次期社長に元道副知事の辻泰弘氏(66)を登用する人事案を固めた。辻氏は道幹部時代にも社長を務めており、同社としては初の再登板。副知事経験者の起用も初となる。31日の取締役会で諮った上、6月24日予定の株主総会と取締役会で正式に決定する。
辻氏は砂川市出身、東京都立大経済学部卒。1978年に道庁入りし、経済部次長などを経て2011年6月から約2年間、苫東の社長を務めた。その後、道の経済部長、副知事を歴任し、現在は北海道体育文化協会理事長、北海道国際交流・協力総合センター会長、旭川医科大理事などを務めている。
伊藤邦宏社長(68)は退任する。道の総合政策部長や公営企業管理者などを経て、18年6月から現職。同年9月の胆振東部地震で被災した苫東地域の復旧に尽力する一方、新型コロナウイルス流行下でも多様な産業集積、積極的な用地分譲を展開し、20年度売上高は過去最高の23億円超えを達成した。
















