脱炭素推進へ支援拡充を 市、国や道への要望まとめる

脱炭素推進へ支援拡充を 市、国や道への要望まとめる

 苫小牧市は、国や道、関係機関に対する2023年度重点要望事項をまとめた。内訳は、最重点要望7項目と重点要望37項目の計44項目。最重点要望では「ゼロカーボンシティーの推進に向けた支援の拡充」、重点要望は「公共交通の維持存続および乗務員の確保」を新規に盛り込んだ。

 最重点要望では▽物流効率化に向けた港湾機能の強化▽JR室蘭線・日高線の維持存続▽JR新千歳空港駅から苫小牧方面へのアクセス向上▽北海道運輸局苫小牧運輸支局(仮称)の設置▽苫小牧登別通(仮称)の道道昇格整備▽苫小牧厚真通の道道昇格整備―の6項目を継続要望とした。

 新規要望の「ゼロカーボンシティーの推進に向けた支援の拡充」では、脱炭素に向けた各種補助金の補助率の引き上げや新たな補助制度などを求めた。支援拡充の効果としては、地球温暖化対策の先進事例として国内外に発信されるほか、関連産業誘致地域の企業間連携により地方創生も図られることなどを挙げた。

 重点要望は、▽下水道施設の老朽化対策に係る国費負担継続▽保育士の確保▽太平洋沿岸の地震・津波被害想定と減災目標の早期設定―など。市民生活に関わる分野の要望を多く取り入れた。新規の「公共交通の維持存続・乗務員の確保」では、公共交通全体に対する新たな支援制度の創出などを求めた。

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