7月に100歳を迎える苫小牧高等商業学校の創設者で、理事長の前嶋フクさんの「百寿を祝う会」が14日、ホテルウイングインターナショナル苫小牧で開かれた。教職員や同窓生ら45人が出席。前嶋さんは「こんなにたくさんの人に祝ってもらえるとは想像していなかった。これからも毎日、学校に顔を見せたい」と笑顔だった。
前嶋さんは1922年7月1日生まれ。東京YMCA英語学校英文、和文タイプ科を修了後、53年に苫小牧高等商業学校の前身となる苫小牧編物専門学校を立ち上げ、職業教育の第一人者として学校運営に携わってきた。
国際ソロプチミスト苫小牧を設立するなど社会活動にも尽力。89年には道知事表彰、2010年には瑞宝双光章を受賞した。
祝う会はPTAや卒業生の保護者でつくる後援会のメンバーら11人で構成する発起人会が主催。祝宴では、後援会顧問の須藤明美発起人会代表が「(前嶋さんは)チャーミングで、りんとしていて温かい。長寿とこれまでの教育活動の業績をたたえたい」とあいさつ。終始和やかな雰囲気で、参加者は久しぶりの再会に笑顔を浮かべていた。
前嶋さんの業績がスクリーンで紹介され、お祝いのケーキや記念品を贈呈。教職員や国際ソロプチミスト苫小牧からも花束のプレゼントがあり、前嶋さんは「100歳万歳。皆さんとご縁があって出会い、こんな会をしてもらえてありがたい」と喜んでいた。
長生きの秘訣は「毎日の晩酌」で今も毎日同校に出勤しているといい、「楽しく生きることが目標」とほほ笑んだ。
















