平取町観光協会は21日から6月5日まで、「平取町すずらん観賞会」を町内芽生地区の「すずらん群生地」で開く。今年もポスターを作成して旅行会社などに配布し、PR活動を展開している。
スズランは、ユリ科の多年草で本来の呼び名は君影草。姿が鈴に似ていることからスズランと呼ばれるようになった。
すずらん群生地は、日高山脈の幌尻岳麓の芽生地区にあり、面積15ヘクタールで日本一の広さ。一時は足を踏み入れる人が多く、絶滅の危機にひんしたことから、町が保護・管理し、長い歳月をかけて自然の状態に回復させた。観賞会は毎年開催し、かれんな花と甘い香りを楽しもうと、全国各地から観光客が訪れている。
28、29両日、6月4、5両日は午前10時から先着100人に根付きスズランをプレゼントする。コロナ禍のため、好評のバーベキューコーナーは取りやめた。
問い合わせは町観光商工課 電話01457(3)7703。

















