自己記録更新目指し 3種目・ベンチプレス記録会 パワーリフティング

自己記録更新目指し 3種目・ベンチプレス記録会 パワーリフティング
3種目部門でスクワットに挑む参加選手=15日、苫小牧市総合体育館

 苫小牧パワーリフティング協会主催の第4回3種目・ベンチプレス記録会は15日、苫小牧市総合体育館で体重別の男女8種目が行われた。9人が出場し、自己記録更新を目指して奮闘した。

 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに開催された。3種目はスクワット(SQ)、ベンチプレス(BP)、デッドリフト(DL)を3回ずつ試技し、各種目最重量の合計を競った。ベンチプレスは3回の試技の最重量。

 主催した苫小牧協会は使用器具の細かい消毒や参加選手の健康観察シート提出はもちろん、大会関係者全員の抗原検査を実施するなど感染症対策を徹底。小山征三会長は「より安心して競技に取り組んでほしかった」と思いを語った。

 全日本選手権優勝経験者が参加するなど、会場は好記録で沸いた。堀田三男事務局長は「参加者全員がコロナ禍でも地道に鍛えた成果を出せていた」と喜ぶ。苫小牧地域のパワーリフティング競技者は減少の一途をたどっているが、「こういったイベントを続けていくことに意味がある。今後も感染症対策を徹底しながら、競技の魅力を伝える活動に取り組みたい」と意気込んでいた。

 【3種目】

 男子

 ▽59キロ級 (1)杉森誠志(モンスタージム)365キロ(SQ130キロ、BP95キロ、DL140キロ)▽74キロ級 (1)今井昇(モンスタージム)450キロ(SQ150キロ、BP115キロ、DL185キロ)▽83キロ級 (1)長野斎史(モンスタージム)610キロ(SQ265キロ、BP95キロ、DL250キロ)、(2)小野村(個人)345キロ▽93キロ級 (1)大竹勇気(モンスタージム)525キロ(SQ210キロ、BP125キロ、DL190キロ)▽105キロ級 (1)日景義輝(モンスタージム)570キロ(SQ220キロ、BP140キロ、DL210キロ)

 女子

 ▽44キロ級 (1)長野富美恵(モンスタージム)127・5キロ(SQ40キロ、BP27・5キロ、DL60キロ)▽52キロ級 (1)奥山由香(モンスタージム)165キロ(SQ60キロ、BP30キロ、DL75キロ)

 【ベンチプレス】

 男子

 ▽66キロ級 (1)森敬(個人)120キロ

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