苫小牧市静川の北海道石油共同備蓄北海道事業所(廣瀬研志所長)の所員が23日、敷地内の池にヘイケボタルの幼虫を放流した。初夏には、淡い光りを放つホタルが飛び交う幻想的な風景が広がりそうだ。
静川地区周辺の自然の再生を目指す取り組みで、2011年から実施。例年は厚真町の上厚真小学校の児童らと放流を行っていたが、新型コロナウイルス感染症などの影響で20、21年の放流会・鑑賞会を中止。市民から再開を望む声が多く寄せられたことから、鑑賞会の開催に向け所員らでの放流を決めた。
ホタルの幼虫は宮の森町内会「ホタルの会」から提供を受けており、今年はヘイケボタルの幼虫2000匹と幼虫の餌になる巻き貝のカワニナ約3キロ、タニシ3キロを用意。参加した所員は、敷地内の散策施設「ニナルカの森」の池で、初夏に舞う姿を楽しみにコップに入った幼虫と貝を水辺へ送り出した。
同事業所は、コロナの感染状況を踏まえながら、7月に「ほたるの鑑賞会」の開催を検討している。担当者は「市民の皆さんが自然と触れ合い、ホタルの光りを存分に楽しんでもらえる夏になってほしい」と話している。
















