一休そば 28日復活オープン 「おいしさ届ける」 旧店舗跡地に再建 「かえし」貯蔵庫見せる仕掛け

一休そば 28日復活オープン 「おいしさ届ける」 旧店舗跡地に再建 「かえし」貯蔵庫見せる仕掛け
28日のオープンに向けて準備を進める早川社長

 昨年秋に火災に遭い、休業していた苫小牧市有明町の一休そば総本店が店舗を再建し、28日に”復活”オープンする。早川陽介社長(45)は「多くの声援に助けられた。おいしいそばで恩返しをしていきたい」と話している。

 新しい店は木造地下1階地上1階建て、延べ床面積220平方メートル。席数はカウンターとテーブルの64席で、床に段差がないバリアフリーにした。敷地内に58台分の駐車場も整備した。

 総本店は1975年に開業。多くの市民に親しまれてきたが、昨年10月、漏電によって店舗の内部が焼けた。長年続けてきた営業も休止に追い込まれ、「コロナ禍を耐えしのでいたところの火災。心が折れそうになった」と早川社長は災難を振り返る。

 しかし、再起を誓って店の再建に動きだし、旧店舗を取り壊した跡地に新しい店を建設。そばつゆのもととなる調味料「かえし」を熟成させる地下貯蔵庫を造り直すため、今年4月、インターネットで資金を調達するクラウド・ファンディングを始めた。これまでに苫小牧市民を中心に約200人から220万円が寄せられたという。

 新店舗では「かえし」の地下貯蔵庫を、客が1階からガラス越しに見下ろすことができる工夫を取り入れた。また、配膳ロボットや会計のセルフレジも導入する。早川社長は「地域に支えられて再建できた。おいしさをまた届けていきたい」と意気込む。

 営業時間は、28~31日が午前11時~午後3時と、午後4時~同8時半。6月1日以降は午前9時半から店を開ける。

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