とまこまい港まつりの市民おどりパレードでおなじみの「苫小牧おどり」が、今年度の全日本民踊指導者連盟研究集会の講習曲に選ばれた。同連盟北海道支部と苫小牧おどりの普及に取り組む苫小牧民舞白寿会の関係者が26日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に喜びを伝えた。
苫小牧おどりは、苫小牧港の波や打ち上げ花火などをイメージした振り付けが特徴。1970年から、8月のとまこまい港まつりのパレード(今年は新型コロナウイルス感染対策で中止)で披露される踊りとして定着している。白寿会の山口ますみ会長は「テンポが良く、詩に苫小牧の魅力が詰まっている」と語る。
同支部は2014年、本部に講習曲として推薦。17年に同連盟発行の教科書「たのしい民踊」への掲載が内定するなど高く評価されてきたが他にも多数の候補があり、なかなか選定に至らなかった経緯がある。
8年越しで念願がかなった格好で、同支部の西村紀代子幹事は「誰もが踊りやすい。長い時間がかかったが、選ばれてよかった」と笑顔。山口会長も「普及に取り組む団体としても使命を果たせた」と喜ぶ。
研究集会は、11月に静岡県で開催予定。白寿会から山口会長や会員が、講師として参加する。山口会長は「全国から集まる指導者に披露する初めての機会。踊りの魅力を伝えたい」と意気込む。
26日、市役所を訪れた西村幹事や山口会長ら5人から喜びの報告を受けた岩倉市長は「快挙に驚いた。市民になじみある踊りが選ばれたことは名誉で、選出を契機に苫小牧の知名度が高まれば」と期待を込めた。
















