植物多様性保全取り組み 新計画案来年決定 道環境審議会 施策を点検・評価

植物多様性保全取り組み 新計画案来年決定 
道環境審議会 施策を点検・評価

 2022年度第1回北海道環境審議会(中村太士会長)が26日、札幌市内で開かれ、道植物多様性保全計画の変更について知事から諮問を受けた。昨年3月に改訂した道環境基本計画(第3次)に基づく施策の進捗(しんちょく)状況の点検・評価と進め方も審議した。前副会長の辞任に伴い後任に北海学園大学の鈴木光教授を選任した。

 1年7カ月ぶりの対面会議には委員12人が出席。道の竹澤祐幸環境保全局長は「4月の国の脱炭素先行地域選定で、道内からは兵庫県と並び最多の3地域(石狩市、十勝管内上士幌町、同鹿追町)が選ばれ、プラスチック資源循環促進法も施行された。道民への普及啓発、市町村の支援、資源循環の促進に取り組む」と述べた。

 道植物多様性保全計画は10年7月に策定され、15年9月に目標達成の指標を設定した。計画期間はおおむね10年で、現行計画の変更ポイントは(1)国内外の動向・情勢変化(2)現行計画の点検・評価(3)実効性の向上。

 (2)では、保全施策や横断的・基盤的施策に進展が見られる一方で不足している取り組みもあり「計画期間で達成したとはいえない」と評価。変更に当たっては気候変動対策との相乗効果や、30年までに陸と海の30%保全を目指す「30by30」を意識した施策が必要との指摘が出された。

 今後、自然環境部会の審議を経て23年8月を目途に答申。同12月に新計画案を決定する方針。

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