苫小牧市音羽町のチャリティー園芸店「ぴとぴと。」が31日、今シーズンの営業を開始する。NPO法人木と風の香り代表の辻川恵美さんが苗の栽培や販売などを手掛け、売り上げを運営する子ども食堂の活動資金に充てる。10月ごろまでの間、計100種類ほどの花や野菜の苗を取り扱う予定だ。
「ぴとぴと。」は、市内では手に入りにくい珍しい苗を中心に取り扱うのが特長。今シーズンの目玉は「白いシリーズ」と銘打ってそろえた、白い花を咲かせるヒマワリやマリーゴールドなどの苗。ユニーク野菜と呼ばれる変わった種類の野菜の苗や、食用のハーブ、苫小牧の過酷な冬も越すことができる丈夫な宿根草なども扱う。オープン時には並ばないが、気温が上がって生育が進めばキュウリやトマト、葉物野菜の苗も登場させる予定だ。
園芸店は、同法人が以前開いていた「子ども食堂 木と風の香りカフェ」を双葉町に移転させたことに伴い、空きスペースを利用して昨年6月に開設。同9月末の冬季休業までの約4カ月間、市内外の園芸ファンが利用した。
今シーズンも2月ごろに種をまき始め、準備を進めてきた。土にもこだわり、子ども食堂で出た野菜の皮や卵の殻で作った堆肥を混ぜ込んだ栄養たっぷりの土を利用。地域の子どもたちも放課後に訪れて苗づくりを手伝ってきた。
辻川さんは「昨年は園芸好きの人はもちろん、子ども食堂に何かの形で支援したい―と思って購入してくれる人も多かった」と話す。「今年も珍しい苗をそろえたので、ぜひ立ち寄ってもらえれば」と語った。
住所は音羽町1の5の15。販売価格は子ども食堂への寄付込みで1株350円(税込み)、3株だと1000円(同)。営業は月・火・木・金曜の午前10時~午後4時。駐車は近所の「カガオートサービス」前を利用する。
6月4日には澄川町のパン店ぱん工房むぎ麦で出張販売イベントも予定。30種類ほどの苗を同店駐車場で販売する。販売時間は午前9時~午後3時(荒天中止)。
















