道内1624人感染 胆振は104人

道内1624人感染 胆振は104人

 道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1624人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で2000人を割り、前週の同じ曜日を13日連続で下回った。このうち758人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ35万4216人となった。

 死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(90代女性)と札幌市の1人(50代男性)。道内の死者は累計で2056人となった。

 道は702人の感染を確認。内訳は胆振管内104人のほか、石狩管内143人、十勝管内135人、オホーツク管内64人、空知管内61人、釧路管内41人、根室管内37人、上川管内34人、渡島管内26人、後志管内18人、宗谷管内13人、桧山管内10人、日高管内9人、道外6人、留萌管内1人。胆振管内の高齢者施設で入居者ら5人が感染し、新たなクラスター(感染者集団)となった。

 札幌市は711人、旭川市は101人、函館市は81人小樽市は29人の感染を確認した。

 道内で治療を終えて回復したのは33万1333人。27日現在の患者数は2万827人で、重症は5人。26日時点の入院患者の病床利用数は前日から23床減の409床となり、病床使用率は19・0%と20%を割った。

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