苫小牧市は30日、今年度最初の防災出前講座を澄川町総合福祉会館(澄川町)で開いた。澄川西町内会防災部の依頼を受けて企画され、地域住民約30人が参加。地震や津波などが起きた際の避難方法や日頃の備えについて学んだ。市の防災出前講座は年間40~50件ほど開催されてきたが昨年度は新型コロナウイルスの影響で15件まで減り、昨年11月下旬以降はゼロ件だった。
講座では、市危機管理室職員で総合危機管理士と地域防災マネージャーの資格を持つ北構孝悦さん(55)が講師を務め、市内で想定される災害を解説する。
澄川町地区の津波被害については従来、一部で浸水する想定だったが、昨年7月に道が公表した想定では同地区のほぼ全域に被害が広がる可能性を指摘。「自分の周りで、どのような災害の可能性があるのかを知り、日頃から備えておくことが大切」と呼び掛けた。
同町の梅田真由美さん(61)は「どこに逃げたらよいのか不安だった。聞いた話を家族と共有したい」と話していた。
市によると、今年度は30日時点で町内会や学校などから8件の出前講座の依頼が寄せられているという。
















