2023年に卒業を予定する大学生らへの企業の面接や筆記試験が、6月1日に解禁される。新型コロナウイルス流行下3年目の就職活動。苫小牧市内の大学生、高専生も面接の練習に励んだり、試験対策の問題集を解いたりし、ヤマ場を迎える採用選考に備えている。
北洋大学(奥村訓代学長)は学内掲示板に随時、民間企業の求人など就職情報を掲示し、就活に励む学生を支援している。今年度から毎週月、水、金曜の午後1時~5時、学内に「学生何でも相談室」を開設。教職員が就職相談に対応しているほか、今夏から有償インターンシップにも乗り出す。
苫小牧市役所への就職を希望している4年生の男子学生(21)は「6月下旬の1次試験に向け、SPI3(適性検査)の問題集を繰り返し解いている」と言い、「まずは1次試験合格が目標。その後、面接練習に入りたい」と意気込みを語る。
苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は例年、120人ほどが就職を希望。1年次から、道内外の企業で活躍するOB・OGの講話などキャリア教育プログラムを展開したり、インターンシップ事前講習を開いたりしてきた。社会に出たときに必要とされる能力やスキルを身に付ける活動に力を入れている。
一時、3000件を超えた求人数は「昨年15%ほど減ったが、それでも十分な数」とキャリア教育センターの見藤歩センター長。コロナ禍の20、21年度は最終面接までオンラインで実施する企業も多かったが、今年度については「直接会って最終面接を行う企業が戻ってきた」と言う。
ビル空調の施工管理を手掛ける東京の企業への就職を目指している同校専攻科機械系2年の男子学生(21)は、就活が解禁された3月以降、オンラインセミナーを通じて3社の会社説明会に参加。「面接が苦手なので今月から練習を続けており、6月中旬の本番に向けしっかり対策していきたい」と話していた。
















