成空会川沿2人が全国へ―北海道少年少女空手道錬成大会

成空会川沿2人が全国へ―北海道少年少女空手道錬成大会
全国大会に初出場する髙橋(左)と倉田

 苫小牧市の空手道場、成空会川沿は5月14、15両日に札幌北ガスアリーナ46で行われた第42回北海道少年少女空手道錬成大会で9人の入賞者を出した。このうち、小学1年女子組手の倉田奈々花(泉野小1年)、小学5年男子組手の髙橋奏多(日新小5年)は、8月10日から武蔵野の森総合スポーツプラザ=東京=で行われる第22回全日本少年少女空手道選手権大会に出場する。
 倉田は小学1年女子組手で準優勝。昨年4月から空手を始め、今回がデビュー戦。勝因は「常にステップを踏み続け、相手に攻撃されないよう戦った」と話す。上段逆突きを着実に決め、点数を重ねた。全国大会では入賞を目指し「得意な裏回し蹴りで試合を決めたい」と力強く意気込んだ。
 小学5年男子組手で同じく準優勝した髙橋は「決勝前に危ない試合があった」と話しながらも、相手にポイントを与えない流れをつくり勝ち進んだ。家でも得意技や新技を練習する努力家で、「全国大会に向けて得意技は伸ばし、苦手は克服したい」と語った。
 八木瑞樹監督(24)は2人の全国大会出場を喜びながら「目標はベスト8。常に挑む気持ちで全国の強敵に立ち向かってほしい」とエールを送った。
 入賞者は次の通り。
 【組手】
 男子
 ▽小学1年敢闘賞 中村優月(北光小)▽同2年 (5)中村圭吾(北光小)▽同3年 (3)新沼奏汰(日新小)(5)新沼維月(同)▽同5年 (2)髙橋奏多(日新小)(3)新沼蒼史(同)▽同6年敢闘賞 田中玲冴(錦岡小)
 女子
 ▽小学1年 (2)倉田奈々花(泉野小)▽同6年 (3)松芳美海(錦岡小)

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る