苫小牧市は10日まで、東日本大震災被災地の復興状況や防災について学ぶ「こども研修」(7月28~31日)の参加者を募集している。3年ぶりの実施で、市内の小5~中3の児童、生徒が対象。募集人数は35人程度で、市青少年課担当者は「震災を風化させないよう現場をよく見て考え、苫小牧でどんなことができるのかを学んできてほしい」とアピールしている。
研修は3泊4日で、青森県八戸市と岩手県宮古市を訪れる。苫小牧港からフェリーで八戸港まで行き、貸切バスで移動する。三陸鉄道の震災学習列車に乗車するほか、宮古市田老地区で防災プログラムに参加したり、久慈琥珀博物館、館鼻岸壁朝市を見学したりする。
事前に東日本大震災の被害状況や訪問場所を把握するため、6月下旬から事前研修を3回実施。事後研修も2回行う。
旅費は一律、税込み1万5000円で、保護者の同意が必要。市のホームページ内のフォームに氏名や年齢、住所など必要事項を記入し申し込む。応募者多数の場合は抽選となる。
こども研修は集団生活を通じて協調性や自主性を身に付け、市の将来を担う人材育成を目指す事業で2014年度にスタート。16年度までは東日本大震災の被災地を訪ねていた。19年度からは公共サービス民間提案制度でトートー事務機(元中野町)が研修業務を受託しているが、20、21年度は新型コロナウイルス禍で中止を余儀なくされていた。
















