千歳市の支笏湖で1日、夏の風物誌のヒメマス(チップ)釣りが解禁され、心待ちにしていた釣り人たちが、雨の降る早朝から船を出した。資源保護のため漁期は8月31日まで。
地元の官民連携組織の支笏湖ヒメマス釣魚対策協議会(事務局・千歳市)によると、初日の午前6時までの出船数は前年同期比31隻減の132隻。風も波も穏やかで、解禁時刻の午前3時を過ぎると、動力船が続々と湖に繰り出したという。
チップ釣り歴8年になる千歳市の林敏和さん(68)は3時間半ほどで約40匹を釣り上げたが、「例年だと群れに当たると一斉にさおに掛かる。次々とさばくのがチップ釣りの面白さだが、きょうはそれが無かった」と残念がった。
支笏湖漁業協同組合によると、初日の釣果は体長20センチ前後の4年魚が中心。たまに40センチほどの5年魚が上がるが、全体的に量は少ないという。福士國治組合長(72)は「昨年は初日がよかったが、6月中旬から後半が厳しくなった。今年こそは期待したい」と話した。
















