地域の動植物解説 豊川町の谷口さん ガイド経験生かし冊子作成

地域の動植物解説
豊川町の谷口さん ガイド経験生かし冊子作成
小冊子「自然を訪ねて」を紹介する谷口さん

 苫小牧市豊川町の元高校教諭谷口勇五郎さん(82)は長年の自然観察ガイド経験を生かし、苫小牧や近郊の動植物などを紹介した小冊子「自然を訪ねて」を作成した。これまでさまざまな媒体に寄稿してきた文書を整理、再構成したもので「ガイドを聞きながら自然観察するような気持ちで読み進めてもらえたら」と語る。

 冊子はB6判、全123ページ。▽アキタブキ▽カッパの町を訪ねて▽チョウ▽夏の口無沼―など全61タイトルの文章をそれぞれ1~3ページにまとめた。関連したイラストを付けたり、文字を大きくしたりして、見やすさにも配慮している。

 2015年3月以降にミニコミ誌や会報などに掲載された寄稿文をメインに構成。谷口さんが自然ガイドを務めたり、個人的に旅をしたりした際、記憶に残った動植物について解説を加えている。

 「植苗駅からウトナイ湖畔」では、20年6月にコロナ禍で観察会が中止になった際に1人で予定ルートを歩き、発見したエゾアカヤマアリの巣の特性を紹介している。

 「虫も植物も動物も(生き物は)全部好き」と言う谷口さんは、高校で生物を教え、定年退職後の00年に日本自然保護協会の自然観察指導員の資格を取得し、自然ガイド活動を本格化。これまでに自然散策の手引き書や苫小牧の動植物を扱った図鑑など5冊を発行してきた。

 希望者には販売しており、1冊600円(税込み)、送料は別途180円。

 谷口さんは「私は学者ではなく、あくまでもガイド。自然の案内書として使ってもらえたらうれしい」と話している。

 問い合わせは谷口さん 電話0144(73)8912。

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