放課後児童クラブを民間委託 来年度から 12月に事業者決定 市議会定例会

放課後児童クラブを民間委託 来年度から 12月に事業者決定 市議会定例会

 苫小牧市は3日、小学校に設置する放課後児童クラブについて、2023年度から民間事業者に業務委託する方針を明らかにした。市議会定例会で牧田俊之氏(改革フォーラム)の一般質問に答えた。7月に利用者への説明会を開いた後、補正予算案などの準備を進め、12月に事業者を決定する考え。

 小学校内の放課後児童クラブは20校に29クラブがあり、市の直営で平日や学校行事日などに開室し、遊びや生活の場を提供する。利用料金は月額3500円(別途保険料が年額800円)で、保護者の就労など要件を満たした児童1126人(4月1日時点)が登録している。

 市は費用の抑制や市民サービスの向上を目的に20年2月に策定した行政創革プランで、同クラブ業務の民間委託を明記。児童センター内のクラブでは14年度から業務委託を実践しており、校内のクラブでも効果が得られると判断した。

 同クラブで働く職員約130人のうち、希望者は民間事業者でも働けるようにし、市は入退会の審査決定、利用料金の徴収、保護者対応などの業務を継続する。開室時間や利用料金の変更はない。学校との連絡などを担う5人の健全育成アドバイザーは、業務委託後も市で任用する。

 市は「事業者が提案する独自サービスの提供で、利用者の利便性向上が期待できる」としている。

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