第45回北海道サッカーリーグは5日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場などで第3節4試合が行われた。苫小牧市のASC北海道は、ホーム初戦を迎え札幌蹴球団を4―2で下し今大会初勝利を挙げた。
ASC北海道は前半、主将の赤坂雅彦のゴールで先制。直後に1点を奪われて迎えた後半、ボールをつないで攻めに人数をかけ、3得点とリードを広げて試合を優位に進めた。
次戦は12日、ホームでノルブリッツ北海道と激突する。現状は3チームの勝ち点が並ぶ混戦だが、リーグ上位を目指し、2勝目を狙う。
▽第3節
ASC北海道4―2札幌蹴球団
ノルブリッツ北海道6―0札大GP
BTOPサンクくりやま7―0北蹴会岩見沢
北海道十勝スカイアース(勝点7)=不戦勝=日本製鉄室蘭(勝点6)
―待望の1勝目、リーグ上位へ奮起
ASC北海道がホームで待望の1勝目。道内アマチュアトップリーグに初参戦も開幕から2連敗と苦しい状況が続いていただけに、永澤監督は「自分たちのやりたいサッカーができた。まずは1勝できてよかった」と喜んでいた。
チームに勢いをもたらす先制点を奪った主将の赤坂は「先制することで流れをつかめた。自分たちを信じて取り組んできたことを生かせ、良い内容で勝つことができた」と胸を張った。
下位2チームは来年度、ブロックリーグに自動降格となる。永澤監督は「トップレベルとの試合で思うようにプレーできないこともあるが、自分たちのサッカーを変えずに6位以内を目指したい」と意気込みを語った。

















