外国人の暮らしを支援 年度内にデジタル情報誌作成 苫小牧市

外国人の暮らしを支援 年度内にデジタル情報誌作成 苫小牧市

 苫小牧市は外国籍の市民の増加を踏まえ、外国人の日々の暮らしに役立つデジタル情報誌を今年度、作成する。一般市民向けに行政手続きから医療、防災、まちの歴史までを網羅した「とまこまい暮らしのガイド」をベースにするが、単に翻訳するのではなく、外国人や雇用する企業へのインタビュー、アンケートを10月までに行い、困り事やニーズの把握に努める。

 編集作業は外国人への日本語教育を手掛ける北海道多文化共生NET(苫小牧市)に委託する。A4判30ページほどの電子版をインターネット上に公開し、スマートフォンなどでの閲覧を想定している。外国人や子どもにも伝わりやすい「やさしい日本語」を使い、英語、ベトナム語、中国語版なども作る。

 市未来創造戦略室の担当者は「国際化推進事業の参加者にも聞き取り調査をするなど、できるだけ多くの声を集め、使ってもらえる情報誌にしたい」と意欲を見せる。

 同戦略室によると、市内在住の外国人は、5年前の500人台から今年4月末時点で847人と急増している。田山地清美国際戦略主幹は「これからは外国人の力も借りないと、私たちの生活が成り立たなくなる可能性もある。多くの人に選んでもらえるまちづくりにつなげたい」と話している。

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